年少の２月よりお世話になりました。こちらのお教室を選んだのは、自宅から大変近かったこと、いざというときに送迎サービスを利用できること、そして少人数制の家庭的な雰囲気の中でお稽古に取り組めることから、幼い娘がお稽古を嫌なものとらえずに楽しく通えるのではないかと考えたからです。

恥ずかしがりやの娘は、初めのうちはお教室に入るのにもじもじしたり泣いてしまうこともありましたが、先生方がうまく誘導してくださったり、お友達が毎回元気に大歓迎してくださったりで次第に慣れ、最初考えていたとおりのメリットを受けることが出来ました。

ただ、お稽古の内容は我が家にはレベルが高く、特に年長クラスになってからは家での復習や宿題にも大変時間がかかりました。少し応用が入っただけでつまずいて、母親である私がイライラして、必要以上に叱ってしまうこともありました。このままでは、娘が勉強嫌いになるだけでなく家庭の雰囲気も悪くなってしまうし、我が家には小学校受験は向いていないと考えることも多くありました。年長の春頃に、これ以上お稽古を続けるのは難しいと考えて、とうとう先生にその旨の連絡をしたところ、「小学校受験を考えたのは、よりよい小学校生活送って欲しいと考えてのことでしたよね。実現できるように方策を考えましょう」とおっしゃって、すぐに娘がお稽古の内容をよく理解できるように同じ授業を週に２回受講することを提案してくださいました。また、「家庭学習でつまずいてお母様がイライラしてしまうところは、補習でやりましょう」とおっしゃってくさだって、補習も頻繁にお願いできる環境も整えてくださいました。おかげで私も肩の力を少し抜いて取り組むことができ、娘も宿題でよくわからない点があると自分からワイズでやると口にするようになりました。

最後までペーパーが得意とは言えませんでしたが、いつでも先生方が娘の良いところや頑張りを褒めながら寄り添ってくださったおかげで、娘も自信を喪失することなく、お試験の日を迎えられたと感じております。小学校受験は、本来は両親と子で力を合わせて頑張るものなのかもしれませんが、我が家の場合はお教室に沢山のお力添えをいただくことで志望校にご縁をいただくことが出来ました。本当にありがとうございました。