2025年度合格体験記・保護者の声
筑波大学附属小学校合格 Kさん
小学校受験を考えたのは、娘が年中の5月の時でした。
両親とも小学校受験の経験がなく、全く何もわからなかったため、まずは大手塾の体験に行ってみることから始めました。解説は手厚くされていたものの、出来ていない子は家庭学習での復習を勧められ、クラス全体の授業進行度に重点を置かれた印象でした。小学校受験に消極的な夫のこともあり、迷いのあった私は、友人のご紹介でY’sワイズ幼児教室の体験にも参加させていただくことにしました。
体験では、先生のご自宅がお教室になっていることもあり、とてもアットホームな雰囲気でした。そして、少人数だからこそ可能な、個々の理解度を見極めながら適切なアドバイスをくださる、その子の状況に応じた授業進行でした。母子分離型も先生方がしっかりと子供に目を配ってくださり、常にあたたかい笑顔で接してくださるからこそ可能な環境だと感じました。もし万が一途中で受験に向いていないとなった場合でも、娘の成長にとってプラスになると感じ、「それなら」と夫の理解も得られ、Y’sワイズ幼児教室の先生方にお願いすることに決めました。
お教室に通うことを決めてからは、幼稚園のお友達と遊びたいのを我慢させていないかといった私の心配をよそに、娘はお稽古に通うことを毎回楽しみにしており、わがままを言ったり弱音をはくことは最後までありませんでした。それもやはり、教室のお友達や雰囲気、学ぶ楽しさを知り、目標に向かえるよう導いてくれた先生方のおかげだと強く感じております。一方で、私が仕事をしていることもあり、お稽古の復習も満足に出来ず、ただこなすだけの日々になってしまった時期もありました。受験に迷い、やめようかと悩んでいた時には、杉野先生から「◯◯ちゃんはいつも笑顔で楽しそうにすごく頑張っているのに、お母様が辛いからと言って楽な道に逃げては勿体無いですよ。」と気持ちを見抜かれ、そして励ましてくださいました。先生方はこんなにも娘の良いところを見つけて褒め伸ばし、足りない部分を補うよう導いてくださっているのに、私が嫌になっているだけで、もったいない時間を費やしてしまったと反省しつつ、親子でようやくエンジンを入れることができました。
私立校の受験が終わり、筑附小の1次抽選の当選後は、娘には絶対に合っているからと励ましてくださり、「もう一度頑張ろう」と、気持ちを立て直すサポートをしてくださいました。そこから、2次試験までの1か月は、とにかく苦手克服のためのカリキュラムを組んで再び熱心にご指導くださいました。特に苦手だった「お話の記憶」はこの1か月の成長は顕著で、みるみる変わっていくのを傍で実感しました。
2次試験当日朝にも、「お話をしっかり聞けば、絶対出来るよ」とアドバイスをくださり、その言葉を合言葉にして、試験会場で何度も親子で繰り返しました。無事に2次試験を通過した夜は、翌日の3次抽選が怖くて眠れませんでしたが、今までを振り返り、「これまで娘と1対1で向き合って指導してくれたY’sワイズ幼児教室でのお稽古で、娘は大きく成長できたし、どういう結果であっても無駄ではなかったね」と夫婦で話せた時に、心を落ち着かせることができました。運よく3次抽選を突破でき、合格を頂けた時は、嬉しいというよりほっとした気持ちでしたが、このような結果でご報告できたのは嬉しい限りです。
最終的には、小学校受験を通して「我が家の教育」を真剣に考えるきっかけにもなり、受け身だった夫の考えも徐々に変化し、家族全体で考え取り組むようになりました。お教室での学びを通じて、娘はとても大きく成長できましたし、そして恥ずかしながら親である私どもも気付かされ、成長させて頂きました。
Y’sワイズ幼児教室、そして杉野先生、山根先生との出会いに、本当に感謝いたします。今後のお教室の更なる発展と、未来の生徒さんたちの成功を心よりお祈りしております。